例えば「昨日友達と映画を見に行った」という内容を伝えたい場合、初心者は「I went to see a movie with my friend yesterday」という文を一度に作ろうとしがちです。しかし、これを「I went to movie」「With my friend」「Yesterday」のように分けて伝えても、相手には十分に理解してもらえます。
最も基本的な自己紹介は名前を伝えることです。「My name is…」「I’m…」という表現が代表的です。「My name is Taro」のように正式な場面では「My name is」を使い、カジュアルな場面では「I’m Taro」を使うのが一般的です。
名前を伝えた後は、相手の名前を尋ねることも大切です。「What’s your name?」「May I ask your name?」などの表現が使えます。より丁寧な場面では「May I ask your name?」を使うとよいでしょう。相手が名前を教えてくれたら、「Nice to meet you」と返すのが基本的なマナーです。
出身地や居住地を紹介する表現
名前の次によく話題になるのが出身地や現在の居住地です。「I’m from…」「I live in…」という表現が基本となります。「I’m from Tokyo」「I live in Osaka」のように使います。日本の地名については、相手が知らない可能性もあるので、「I’m from Tokyo, Japan」のように国名も付け加えるとよいでしょう。
相手の出身地を尋ねる場合は「Where are you from?」「Where do you live?」という表現を使います。これらの質問は自然な会話の流れを作る上で非常に有効です。相手が答えてくれたら、その場所について簡単にコメントをすることで、会話を続けることができます。
職業や学習内容について話す
自己紹介でよく話題になるのが職業や学習内容です。「I’m a…」「I work as a…」という表現で職業を紹介できます。「I’m a teacher」「I work as an engineer」のように使います。学生の場合は「I’m a student」「I study at…」という表現が使えます。
職業について話す際は、具体的すぎる説明は避けて、相手が理解しやすい一般的な職業名を使うことが大切です。例えば、非常に専門的な職種の場合は「I work in IT」「I work for a bank」のように業界名で説明する方が分かりやすいでしょう。
「How are you?」は英会話で最も基本的な質問の一つです。この質問に対する答えは「I’m fine, thank you」「I’m good」「I’m doing well」などがあります。完璧な答えである必要はなく、「Good」「Fine」だけでも十分です。
「How are you?」に対して答えた後は、相手にも同じ質問を返すのがマナーです。「How about you?」「And you?」という表現で相手の調子も尋ねましょう。これにより、自然な会話の流れを作ることができます。
趣味や興味について話す
会話を続けるための重要なトピックの一つが趣味や興味です。「What do you like to do?」「What are your hobbies?」という質問で相手の趣味を尋ねることができます。自分の趣味を話す場合は「I like…」「I enjoy…」「I’m interested in…」という表現を使います。
趣味について話す際は、具体的な活動名を使うとよいでしょう。「I like reading」「I enjoy cooking」「I’m interested in photography」のように表現します。相手が同じ趣味を持っている場合は、そこから会話を発展させることができます。
天気や季節について話す
天気の話題は英会話の定番トピックです。「How’s the weather?」「Nice weather today, isn’t it?」という表現で天気について話すことができます。天気を表現する基本的な語彙として「sunny」「cloudy」「rainy」「hot」「cold」「warm」「cool」などを覚えておくとよいでしょう。
季節についても同様に、「I like spring」「Summer is my favorite season」のように好きな季節について話すことができます。季節の話題は文化的な違いについても話すきっかけになるため、会話を発展させやすいトピックです。
感情の程度を表現したい場合は、「very」「really」「so」などの副詞を使うことができます。「I’m very happy」「I’m really tired」「I’m so excited」のように使います。また、「a little」「kind of」を使って控えめな感情を表現することもできます。
時間や頻度を表現する際によく使われるフレーズがあります。「all the time」は「いつも」、「sometimes」は「時々」、「hardly ever」は「めったに〜ない」という意味です。「I watch TV all the time」「I sometimes go shopping」「I hardly ever cook」のように使います。
時間に関する表現では「in the morning」「in the afternoon」「in the evening」「at night」などが基本的です。また、「on weekends」「on weekdays」「during the week」なども日常会話でよく使われます。
量や程度を表現するフレーズ
量や程度を表現する際には「a lot」「a little」「not much」「not many」などの表現が使われます。「I have a lot of work」「I have a little time」「I don’t have much money」のように使います。これらの表現は日常会話で非常に頻繁に使われるため、しっかりと覚えておきましょう。
程度を表現する場合は「very」「really」「quite」「pretty」などの副詞が使えます。「It’s very good」「It’s really nice」「It’s quite difficult」「It’s pretty easy」のように使います。
日常生活でよく使う動詞表現
日常生活を表現する際によく使われる動詞表現があります。「go shopping」「do homework」「watch TV」「listen to music」「play sports」「take a shower」などが代表的です。これらの表現は組み合わせて覚えることで、より自然な英会話ができるようになります。
また、「get up」「go to bed」「have breakfast」「have lunch」「have dinner」なども日常生活を表現する上で欠かせない表現です。これらの表現を使って、自分の日常生活について話すことができます。
レストランでの注文は英会話初心者にとって実践的な場面の一つです。「I’d like…」「Can I have…?」「I’ll have…」などの表現で注文することができます。「I’d like a hamburger, please」「Can I have a coffee?」「I’ll have the chicken」のように使います。
メニューについて質問したい場合は「What do you recommend?」「What’s popular here?」「What’s good here?」などの表現が使えます。また、「Excuse me」で店員を呼び、「Check, please」で会計を求めることができます。
道案内を求める・教える表現
道案内は日常生活でよく遭遇する場面です。道を尋ねる際は「Excuse me, where is…?」「How do I get to…?」「Could you tell me the way to…?」などの表現を使います。「Excuse me, where is the station?」「How do I get to the hospital?」のように使います。
道案内をする際は「Go straight」「Turn left」「Turn right」「It’s on your left」「It’s on your right」などの基本的な表現を覚えておくとよいでしょう。また、「It’s about 5 minutes walk」のように時間で距離を表現することもできます。
買い物での基本表現
買い物では「How much is this?」「How much does this cost?」で値段を尋ねることができます。「Do you have…?」で商品の有無を確認し、「I’m looking for…」で探している商品を伝えることができます。
サイズについて聞く場合は「Do you have this in size M?」「What sizes do you have?」などの表現が使えます。支払いの際は「I’ll pay by cash」「I’ll pay by card」で支払い方法を伝えることができます。
英会話の練習は一人でも十分に行うことができます。鏡の前で自己紹介の練習をしたり、日常の出来事を英語で話してみたりすることから始めましょう。最初は短い文でも構いません。「I woke up at 7」「I had breakfast」「I went to work」のように、簡単な文を組み合わせて話す練習をしてみてください。